ノミネートNo.011

タイトル:「Star」

 

作者:kosuke

(HAL大阪 ゲームデザイン学科 2年)

コンテスト初投稿です。

 

 

作品コメント

星で奇跡を描きながら攻撃するのをイメージして作成しました。

審査員コメント

総評:

ファンシー&ポップな演出ですね、色使いも形状にあったライトパステルで世界観に良くなじんでます。そして驚いたのが、演出のボリューム感ですね、軌道を膨らませたり空間をめいっぱい使用しつつ、コンボ時などに各演出が重ならないように上手に避けあってます。調整に時間をかけたんだろうなとうかがい知れます。
爆発の衝撃波も中抜きの外光彩にすることで、爆破中央の演出が良く見えるし、視線誘導ができてます。これすごい!ぱっと見地味な演出なのに見るほどに良い部分に気づく、そんなエフェクトです。

気になる点は、各レベルの差別化が弱いかな。1ポイントでもレベル毎に専用要素があると良いです。例えばゲームで使用する場合、キャラクタのレベルアップの後に大魔法を獲得できるはずなので、「おおすごい、LvUpして良かったー!!」と満足させる必要ありますので、その辺ができているとご褒美感アップです。
スケマティック構造が複雑なこと。フォース系Nodeの使用率を抑えたり、挙動が同じスプライトは統合したりチューニング余地ありそうなので、トライしてみてください。

S:

Mとの差別化を考えると、放出された星が集まって爆破するまでの溜め時間はもっと短くてもいいかもです。起動もSの時は淡泊にまっすぐヨロヨロ進むだけにすれば、Mの時に「あ、軌道が変わった!」とみている人に驚きを与えることができます。

M:

現状だとSとLに挟まれて、演出の展開力に乏しい感じになっています。制作者の方もちょっと苦しい感じなのかなと。威力アップ、範囲アップはできてますので、見た目の工夫でプラスアルファが必要ではないでしょうか?前述したようにS演出を引き算してバランスをとる方法もありです。

L:

杖から放出された星の軌道と速度テンポの構成が秀逸です!星の収束具合も早い時遅い時使い分けて、爆破コンボと阿吽の呼吸で共存できてます。演出に関しては良い仕上がりで特に指摘要素ないのですが、レベル差分と考えると、もっと色分け+L専用の演出(1つだけでOK)あると、パーフェクトになるでしょう。
構造の負荷がやや問題あって、瞬間的だがドローコールも上がってますし、Nodeが多すぎる印象あります。ここは地道にチューニングですね。